外壁塗装と屋根塗装は同時にやるべき?——足場代を1回にまとめるメリット
外壁塗装と屋根塗装は別々に行うべきか、同時に行うべきか。足場代を1回にまとめることで得られるコストメリットを解説する。
足場代は「一番の無駄になりやすい費用」
外壁塗装と屋根塗装を別々のタイミングで行うと、それぞれの工事のたびに足場を組み立てる費用が発生する。この足場代は塗装工事全体のコストの中でも大きな割合を占めるため、同時施工でまとめられるかどうかは総費用に直結する。
足場代の相場と重複コスト
- 一般的な戸建て住宅の足場代は1回あたり15万〜25万円程度が目安
- 外壁塗装と屋根塗装を別々の年に行うと、足場代だけで単純に2倍(30万〜50万円)のコストがかかる
- 同時に行えば足場は1回で済むため、足場代を実質半分に抑えられるのが最大のメリットだ
同時施工のメリット
- 足場代の重複を避けられる:最も分かりやすいコストメリット
- 工事期間をまとめられる:別々に行うより、生活への影響(騒音・洗濯物が干せない期間など)を1回に集約できる
- 業者とのやり取りが1回で済む:見積もり取得・打ち合わせの手間が省ける
同時施工のデメリット・注意点
- 一度に支払う総額は大きくなる:足場代は抑えられても、外壁・屋根両方の塗装費用がまとまって発生するため、一時的な支出は増える
- 外壁と屋根で劣化のタイミングが異なる場合、片方だけ早めに傷んでいることがある:まだ十分持つ方の塗装を前倒しすることになり、塗料の耐用年数を無駄にする可能性もある
同時施工を検討すべきタイミングの目安
- 外壁・屋根とも築10〜15年前後で、どちらも劣化サインが見られる場合:色あせ・チョーキング(白い粉が手につく現象)・コケの発生などが両方に見られるなら同時施工が合理的
- 屋根塗装だけ先に傷んでいる場合:屋根は外壁より紫外線・雨風の影響を受けやすく、劣化が先行することが多い。この場合は屋根を優先し、外壁は次回のタイミングでまとめて検討するという判断もある
見積もり時に確認すべきポイント
- 足場代が外壁・屋根それぞれの見積もりに別々に計上されていないか確認する:同時施工なら足場代は1回分にまとめられているはずだ
- 屋根と外壁で異なる業者に依頼する場合、足場を共有できるか事前に調整する
まとめ
外壁塗装と屋根塗装は、劣化状況が近いタイミングであれば同時施工にすることで足場代を大幅に節約できる。両方の劣化サインを確認したうえで、無駄なく塗装費用を抑えられるタイミングを見極めよう。
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